works
ぼくらの家。
建築家として10年間でつくった8つの住宅と、未来の自邸をめぐる物語。
「いかなる建築にも、物語があるものです。
とりわけ住宅という建築には、住まい手たちの物語があり、それは、
どこか生命体のように、設計者である建築家の意図をはるかに超えて、
時間とともに大きく成長していきます。
住宅には、住まい手たちを中心にしてコスモロジーがつくられていくのです。
それを、ぼくなりに綴ったのが、この一冊です。」(あとがきより)
【目次】
はじめに
凱風館(2011)――記憶の器としての「みんなの家」
祥雲荘(2013)――都市の中で伸びやかに住まう
如風庵(2014)――素材に対する徹底的なこだわり
望岳楼(2015)――つくり続ける悦び
旅人庵(2015)――地層のように積み重なる家族の時間
群草庵(2017)――空っぽの中心が引き寄せるもの
森の生活(2018)――移ろいを囲みながら
静思庵(2018)――毎日のわくわくドキドキ
未来の光嶋邸(20XX)――家を他者に開く
おわりに
『朝日新聞』8月21日《折々のことば》
『信濃毎日新聞』8月26日、読書欄
『河北新報』8月19日(共同通信)読書欄
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タイトル
『ぼくらの家。』9つの住宅、9つの物語 -
出版社
世界文化社 -
価格
1760円(税込) -
判型・頁数
四六判・256頁(図版、フルカラー掲載) -
版元サイト
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/18412.html